AGA論文紹介( 5-α還元酵素阻害剤(フィナステリド、デュタステリド)の有害事象と安全性:系統的レビュー)

Adverse Effects and Safety of 5-alpha Reductase Inhibitors (Finasteride, Dutasteride): A Systematic Review.

5-アルファ還元酵素阻害剤(フィナステリド、デュタステリド)の有害事象と安全性:系統的レビュー

J Clin Aesthet Dermatol. 2016 Jul; 9(7):56-62. PMID:27672412
Hirshburg JM, Kelsey PA, Therrien CA, Gavino AC, Reichenberg JS

今回も、フィナステリド、デュタステリドについての有害事象と安全性に関するレビューです。

【要約】
フィナステリドとデュタステリドはいずれも5アルファ還元酵素阻害剤であるが、男性の男性ホルモン型脱毛症にとっては第一選択治療と考えられ、女性においても使用される機会が増えつつある。いずれのケースにおいても、長期服用に伴う有害事象に関する研究はないにもかかわらず、無期限に薬を服用し続けることを余儀なくされているのが実態である。

これらの薬物療法の有害事象に関する懸念については、米国国立衛生研究所が、ポストフィナステリド症候群(フィナスレリドを内服し続けることによりおこるさまざまな症状のこと、と思われます)に対し、遺伝的、稀疾患情報センターとリンクさせることによって、その役割を果たしてきた。

ここで、著者らは、前立腺癌、心理的影響、性的健康に関連する5-αレダクターゼ阻害剤の有害事象を報告した文献を検索した結果を報告し、女性に関しても同様に報告を行う。

いくつかの大規模な研究では、5-アルファ還元酵素阻害剤の使用で、前立腺癌の可能性の増加や発生率の増加、及び生存率に変化は認められなかったた。現在、5-αレダクターゼ阻害剤の使用とうつ病との間には直接の関連性は存在しない。しかし、いくつかの小規模研究により、うつ病が薬の外装箱に副作用としてあげられることとなっている。男性の勃起不全を含むと性欲と射精を減少性的な効果は、3.4~15.8パーセント程度の頻度と報告された。

現在まで、女性の5-アルファ還元酵素阻害剤の使用を評価するには極めて少ない研究があるに過ぎない。妊娠中に使用した場合のリスクは男の胎児における先天性欠損症の他、性欲、頭痛、胃腸の不快感が含まれ、月経、にきび、およびめまいといった報告が散発されるのみである。

全体的にみると、5-アルファ還元酵素阻害剤は、男女ともで良好な忍容性があるものの、リスクがない訳ではないので、治療前に患者教育の重要性を強調したい。

AGA(男性型薄毛症)治療薬デュタステリドのジェネリック♪リーズナブルな価格が魅力です。
※フィナステリドやデュタステリドといった5アルファ還元酵素阻害剤は、日本では女性が服用することができないことになっています。しかし、外国では女性でも内服が許可されている国もあります。でも、女性でも男性ホルモン型脱毛症の方はいますよね。これは、更年期を過ぎると女性ホルモンは極度に減りますが、男性ホルモンは出続けます。したがって、更年期以降女性は男っぽくなり、男性型脱毛症となるのです。作用機序は男性と同じなので、5アルファ還元酵素阻害剤の効果が十分に期待できるのです。
この論文は、女性でも5アルファ還元酵素阻害剤の有害事象は少ないことを示していますが、いかんせん、女性が服用して検討した論文が極めて少ないため、具体的数字までは言及できないのだと思います。

AGA(男性型薄毛症)治療薬プロペシアジェネリック♪リーズナブルな価格が魅力です


この記事へのコメント